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コロナで浮き彫りになったオンラインイベントの明暗。メロン狩りや、味噌づくりが人気に

ビジネス

参加者が固定されていては頭打ちに

オンライン会議

「毎回10人が来てくれるとしても、ずっと固定されたメンバーではイベントの内容自体も頭打ちになりかねません。理想は、コアなメンバー、たまに参加するメンバー、新規のメンバーをバランスよく取り込むことです。

 共通した大きなテーマをさらに細分化して切り口を変えてみるなど、テストを重ねながらイベント設計をしていくのも人気を獲得するための秘けつです

 このインタビューを行ったのは2021年12月中旬。年が明けて、2022年初頭からは新型コロナウイルスの変異株・オミクロン株が蔓延しつつあり、ふたたびリアルイベントが制限される可能性も出てきた。

 オンラインイベントは当初、リアルイベントの代替策として浸透した印象もあるが、時間と共に様々な形で発展し続けている。

 リアルでもオンラインでも、人が集まり繋がり合えるのはイベントならではの魅力。世界の状況が刻一刻と変わり続ける中、その動向からはやはり目を離せそうにない。

<取材・文/カネコシュウヘイ>

フリーの取材記者。編集者、デザイナー。アイドルやエンタメ、サブカルが得意分野。現場主義。私立恵比寿中学、BABYMETAL、さくら学院、ハロプロ(アンジュルム、Juice=Juice、カンガル)が核。拙著『BABYMETAL追っかけ日記』(鉄人社)。Twitterは@sorao17

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