小田急の人気ベーカリー「HOKUO」が全店閉店か?懐かしの面影に会える方法も
懐かしの面影に会えるかも?
例えば、北海道の北欧本社の経営を引き継いだ「北欧STプラン」(本社:北海道札幌市)は、北欧トーキョーと同様にコロナ禍で店舗網を縮小することとなったものの、現在もベーカリー「北欧」1店舗を運営。
さらに、東北~北陸甲信越に幅広く展開した「マルシャン北欧」(本社:新潟県長岡市)を前身に持つ各店舗や、関西各地に展開し、南海電鉄と北欧の合弁会社を前身にもつ「ALFHEIM」(本社:大阪府大阪市、のちに「ハークスレイ(ほっかほっか亭運営)」傘下を経てスーパー「万代」の子会社)、宅配ベーカリーを展開する「北欧SSプラン」(本社:札幌市西区、北海道・東北9事業所)など、今も全国各地でさまざまな企業が「北欧に起源を持つベーカリーチェーン」として営業し続けている。なかでも札幌の「北欧STプラン」が展開する「北欧」はJR札幌駅ビル「アピア」内にあるため、そのアクセスもバツグンだ。
これらの店舗はすでにメニューやレシピが各社で異なっている部分が多いものの、もし旅先でこうした元北欧の店舗に出会ったならば、懐かしの「北欧/HOKUO」の面影を味わってみてはどうだろうか。
<取材・文・撮影/都市商業研究所 淡川雄太>