ムダなATM手数料で100万円ロス!?手数料で損しない銀行3選
我々の生活に欠かせない、銀行。
そのサービスのなかで、特に利用頻度が多いのは「ATMでの預金引き出し」と「振り込み」の2つでしょう。
手数料が積もり積もって100万円のロス!?
この2つは銀行にとっても重要なサービスで、銀行ごとに手数料に大きな差が設けられています。そのため、預金引き出しと振り込みは手数料の安い銀行を使いたいところですが、
「飲み会で急にお金が必要になって、コンビニATMで手数料を支払ってしまう」
「子供の頃に作った銀行口座をなんとなく今も使っている」
という人も方も多いはず。ATMの1回の手数料は108~216円が主流ですが、月に10回コンビニで引き出しを行い毎回216円の手数料を払った場合、年間では2万5000円のムダになります。これを40年続ければ、なんと100万円のロス。1回の金額が安いからと言って、決して軽視してはいけないポイントです。
銀行のサービスは、預金額や証券の残高、給与振込口座への設定、デビッドカードの発行など、銀行指定のサービスを利用することによりランクが決められます。それに応じて、出金や振込手数料の無料回数も決められることが多く、手数料を無料にしたければ、「給与振込口座に設定したうえで、1000万円以上の預金が必要」なんてところも。
銀行ごとに対応が異なる状況で全てを理解し、お得な銀行を見極めるのは非常に面倒なため、後回しにしてしまう気持ちは痛いほどわかります。そこで今回は、預金引き出しと振込手数料の2つに焦点を絞り、現実的な範囲でお得に使っていける銀行をご紹介します。
1.「東京スター銀行」ATM手数料が無条件でほぼ無料
条件が緩く、まずオススメしたいのが東京スター銀行です。東京スター銀行の魅力は、コンビニATMでの出金が月8回までは無条件で実質無料なこと。計画的に引き出しを行えば、コンビニATMの利用回数が月に8回を超すことはないでしょう。
対応コンビニもローソン・ファミリーマート・ミニストップ・セブンイレブンの4大コンビニに対応しており、使い勝手も申し分ありません。コンビニATM利用時にはATM利用手数料がかかりますが、翌月、使った金額が口座にキャッシュバックされます。
「キャッシュバック上限は預金残高の10%まで」という制約がありますが、キャッシュバック対象になる手数料の上限は216円×8回=1728円なので、預金残高がこれの10倍、つまり1万7280円を下回らないようにすれば、しっかり全額戻ってきます。
また他行への振り込み手数料については、口座の取引明細を「郵送しない」にするだけで月3回まで無料になります。これも労力としてはかなり少なく済みます。4回目以降は324円と比較的高めに設定されているので、ヘヴィーに振り込みを行う方は他の銀行を検討してもいいでしょう。