年始に出社したくない「正月病」の原因は?深夜番組のダラダラ視聴はNG
深夜番組をだらだら観るのはNG
とはいえ、身体を休ませ続けると今度は無気力状態になってしまう場合も。
「昼寝しても構いませんので、できるだけリズムを崩さないようにしましょう。夜遅くまで騒いでも、翌日はいつもと同じ時間に起きることで、リズムの乱れを緩和できます。また、日中に体を動かしてリズムをつけることも、効果的です。逆に1番良くないのは夜中にだらだらと正月番組を観ること、これは避けたほうが良いと思います」
昼夜が逆転しても睡眠時間を取れれば良いのかと思っていましたが、そうでもないようです。
「自然な眠気を誘うメラトニンというホルモンを出すためには、その日眠気を起こしたい時間の14~16時間前に太陽の光を浴びることが必要なのです。朝起きたらまず朝日を浴びてみましょう。5000~1万ルクス程度の光を30分~1時間、照射する光照射療法があるほど、光を浴びることは生物にとってとても大事なのです」
自然に即した生活リズムにすることが大事なようです。
運動、食べ物についても聞いてみた
また、体を動かすことについては「そんなハードなものではなく、汗ばむ程度のもので十分です」と中田先生。
「運動が嫌いならストレッチ程度でもいいですし、それも嫌ならサウナや長風呂でもいいと思います。
また、食べ物については諸説ありますが、神経伝達物質であるセロトニンを出すためにタンパク質を取ると良いと言われています。ただし、必要以上に食べすぎない事が肝要でしょう」