「牛丼店で680円のメニュー」を食べる人は出世できないのか。話題の投稿を一刀両断
ランチにかける時間を仕事に使えば…
さらに「むしろ、3ブロック、4ブロック先まで“おいしいランチ”を食べに行くことは、無駄な時間と思います。“一生牛丼マン”と呼ばれる人の中には、少しでも仕事を早く、そしてスムースに進めたいと考えている人がいると思います」と“一生牛丼マン=仕事ができない”と言い切ることは難しいと語った。
次に一生牛丼マンの特徴について聞くと、「『判断したくない』という人は、一生牛丼マンの中に一定数存在するでしょう。日ごろさまざまな選択を迫られているリーダーなど、『なにも決めたくない!』という人もいるはずです。選択や判断をこれ以上増やしたくない人は、ランチぐらい決めたくないと思い、牛丼店で定食を頼むのかもしれません」と口にする。
「厳密な特徴を分析すると、一生牛丼マンの属性は『ランチよりも仕事が好き』なのではないでしょうか。牛丼チェーン店において、客の滞在時間は10~15分。先ほどの2ブロック内ですませるなら、30分ほどでデスクに戻れます。
月に20営業日あるとして、1日に30分を確保できると、月10時間分仕事に取り組める計算です。その分、ビジネス上の判断が速くできることをメリットにできる立場の人ではないでしょうか」
強いこだわりはハードルになる
また、「考えもなしに牛丼チェーンを選んでいる人は除外します」としつつ、「食事のバリエーションは乏しいかもしれませんが、ランチについて考える時間を仕事に振り分けられるので、仕事が好きで集中力がある特徴を備えていると思います」とK氏の持論を真っ向から受け止めた。
そして、一生牛丼マンが向いている職業として「サラリーマンならリーダーとして責任ある立場の人、『判断』を迫られるということで、タクシー、運輸、配達などの運転手、分析をするアナリスト、自分の裁量での仕事が多い人などが挙げられます」と語った。
一方、K氏が主張する「400円の牛丼を食べる」「700円払って美味しい定食屋に行く」といった行動をとる人は仕事ができるのだろうか。