年収1000万円超えを目指す転職のポイント。「日本版FIRE」実現にも知っておきたい
思い立ったら転職情報アプリに登録
今ほど転職が容易になった時代はありません。転職情報誌をコンビニで買って端から端までチェックする必要はありません。アプリかWEBサイトで条件検索が一発で行えます。
転職雑誌を会社に持っていくわけにはいきませんから、今まで転職候補のリサーチは帰宅後に限られましたが、これもスマホのアプリなら出勤中に探すことができます。自分の価値を見極める意味でも、転職アプリをいくつかインストールし、会員登録をしてみましょう。LINEのタイムラインでやりとりできるサービスもあります。
ただし、アプリのアイコンがスマホのすぐ見える画面にあったり、プッシュ通知(アプリだけでなくメールの通知も含む)が不在時にポップアップされて職場バレするリスクがありますので、ステルス設定はきちんとしておきましょう。
いくつか自分の学歴や経歴、資格を登録してみて、マッチングされた案件を確認してみましょう。自分の価値が見えてきます。もし好条件の提示がないなら、何か年収を上げる切り札はないか考えてみましょう。転職アプリは、自分に足りない価値を見極めるきっかけにもなるのです。
自分の持ち味で勝負。「業種」より「職種」が武器
転職活動において明確にするべきは自分の強みです。強みがはっきりしている人は今の会社で仕事に励む中でもスキルアップが進みますし、面接でも明確に自分をアピールできるので、内定の可能性が高くなります。
会社の「業種」と「職種」の経験が、おそらく転職活動での「売り」でしょう。ただし「業種」だけで勝負することには弱みもあります。どうしても同業他社、つまりライバル社しか選択肢がないため、選択肢が少ないことです。また、業界全体がシュリンクしている場合、どこへ移ってもあまりメリットがないということもあります。
このとき「職種」で自分の強みが見つけられると、そうした壁を打破して転職活動が可能になります。
「営業」「経理」「総務」「人事」「経営企画」など自分がやってきた仕事のうち、職種で強みを訴えられると、業種に関係なくいろんな会社にチャレンジできます。伸びしろが大きく、高年収が期待できる成長業種に飛び込むことも可能です。実は、面接する側にとっても評価しやすい人材だったりします。
面接を受けてみるとわかりますが、結局のところ「今の会社でやってきたこと」が次の会社への売りになっていきます。仕事をしっかりやってきた人ほど、チャンスが転がっているのです。