600万円で身長を12cm伸ばした25歳男性「手術費用は副業noteで貯めた」/2021年下半期BEST10
アルメニアの厄介な食事情
――アルメニアに来てツラかったことといえば、みなさんご飯が不味い、と言っていましたが、やはりひどいですか?
ディック:痛みもツラかったですが、何よりキツかったのが食事ですね。本当に美味しくない。病院のご飯は特に美味しくなかったですね。毎回ドロドロの牛乳のスープが出てくるんですが、それがとにかくマズイ。退院してアパートに移ってからのご飯は家政婦さんが作ってくれるのですが、「サボってる可能性あるな」みたいな(笑)。ただチキンやポテトを揚げただけなんて食事も出てきます。
――調味料を日本から持っていったり、カップラーメンとかを買ったりはしないんですか?
ディック:調味料ぐらいあるものだと思って持ってきてないですね。カップラーメンは家政婦さんに買ってきてもらいましたが、ロシアの2種類しかなくて「食えなくはないな」ってレベルです。ポテトチップス的のものもなく、タコスチップスのお菓子なんか買ってきてもらって、よく夜に食べてますね。日本って、食に関しては相当レベルの高い国だなと感じています。
身長157cmだと劣等感があった
――アルメニアから日本に帰ったら何やりたいかとかありますか?
ディック:美味しくないご飯をずっと食べていたので、美味しいご飯が食べたいかなあ。コッテリしたラーメンとかですかね。ずっと何もできない生活が続いているので、旅行に行ったり、人と関わったりしていきたいですね。
――背が伸びたら、人との関わり方も変わってきますかね?
ディック:157cmだと自分より低い人がいないから、劣等感を抱きつつしゃべっていました。女性にしても自分より背の高い人に関しては、劣ってるみたいな気がして違和感があった。でも今後は、一対一で卑下することなく話せる、そういう意味でもっと人と関わっていきたいですね。