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成長できない企業の病とは?人気マーケターが教える「企業価値」の高め方

ビジネス

「楽しい仕事が10%」だったスマートニュース

シゴトズキ

菅原:そうですね。35歳で会社を売却したあとはスマートニュースという会社で楽しい仕事をいっぱいさせてもらったんですよね。でも、働いている時間が100%だとすると楽しい仕事は10%くらいで、あとは管理業務でした。次に会社やるときは、一番楽しい10%を10社に提供して僕の時間の100%を楽しい時間にしてみてもいいかなと思っていて。

 いまはMoonshotで難しい問題を解いています。相談を受けるのは年に10社なんですけど、いただいたお金を使って年に20社スタートアップに投資をさせてもらっているので、合わせて年に30社と仕事をしています。

清水:日々いろんな波があると思いますが、それでもずっと高い状態に納得しました。

菅原:むしろ波があったほうが楽しいってことですよね。ずっと上手くいっていたらつまんないじゃないですか。通信簿は一生に一回で良いと思っているんです。死ぬ間際に出てきた1枚の通信簿が自分の納得できるものであればどんな点数でもいい。もっと面白い仕事を思いついたらやったほうが良いですよね。

<構成/清永優花子>

【菅原健一】
株式会社Moonshot代表取締役CEO。社会や企業が抱える「病」を特定して治す専門家として年間30本のプロジェクトを遂行する。過去には取締役CMOで参画した企業をKDDI子会社に売却して経営を継続し、売上を数百億円規模に成長した実績も持つ。Twitter:@xxkenai

【清水俊宏】
2002年フジテレビ入社。報道局配属後、政治部記者、番組ディレクター、プロデューサーなどを経て、2021年からはYouTube向けのオリジナル番組「#シゴトズキ」を立ち上げ、MC兼企画プロデュースを務めている。
Twitter:@goodboytoshi

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