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成長できない企業の病とは?人気マーケターが教える「企業価値」の高め方

ビジネス

プログラミングを覚えてからの仕事

清水:絶頂のタイミングがやってきたあと、33歳ぐらいまでは波があります。

菅原:3か月に1回上がって、3か月に1回ガツーンと下がるの繰り返しでした。仕事が上手くいけばやった~と思うし、失敗すればガツーンと落ちるという感じです。

清水:この頃はどんなお仕事が多かったんですか?

菅原:20代前半はプログラミングをやっている会社に入って、23歳ぐらいでガラケーが出てディズニーさんとかの着メロや待ち受けを作る仕事をさせてもらったんですね。平均年齢40代のエンジニアの会社の中でこれは自分が一番できる仕事だと思いました。

33歳からは毎日一喜一憂の状態

シゴトズキ

菅原:隣の部署の仕事だったんですけど、「自分の部署の仕事を18時に終わらせるから夜中までやらせてくれ」と言って、結果的にものすごい伸びました。その後、制作っぽい仕事からもう少し難しい仕事をやってみたいなと思って、30代からマーケティングの仕事に向かう感じですね。

 マーケティングという人間を相手にする、方程式で表せない難しい仕事だからこそやってみたくなっちゃったんです。30代から広告業界に入って、色々なことを教えてもらって上手く花咲き始めた感じですかね。

清水:33歳からはずっと右肩上がりの状態が続いていますね。マーケターとしては、ジグザグ時代はなくなった感じなんですか?

菅原:いやいや。33歳くらいから経営者になったんですけど、いい話と悪い話が毎日たくさん来るので一喜一憂していて。でも、悪いことがあっても自分のやりたい仕事をやっていたらハッピーだと思って「辛くてもまあいいや」と考えるようになりました。

清水:好きなことをやっているときに、色々な相談も受けるようになって本当に好きな仕事がどんどん増えている感じですね。

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