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“ファッションチェック”で若手女子を追い込む…40歳お局様の嫉妬心

学び

 紅一点のポジションを取られたのが相当心外だったのでしょうか、女の面を汚されたと傷心のお局様は、女の土俵でのマウンティング攻撃を繰り広げたとのこと。

マウンティング

「お局様は、夫が東大卒の外銀マン。超エリートを掴まえた自負からか、私の恋愛事情を聞き出しては『それぐらいがお似合いよ』と恋愛指南をしてきました。私が外コンの人とデートしていたときは『私も昔付き合ってたけど、金遣い荒いし、2番目の女のコがいるのがオチね』とクソバイス。ほんと、余計なお世話ですよね」

 それに加えて、毎朝の“ファッションチェック地獄”は、女性ならではの怒りスイッチを刺激してきたと言います。

ついにはファッションに“昭和の女子アナ”呼ばわり!

「私は外回りがなかったので私服通いでした。そのため毎朝出社すると、お局様に頭のてっぺんから足先まで舐め回すようにチェックされるんです。それでニヤニヤ笑ってきたり、プッと吹き出されたりするんです。

 私も当時はカツカツだったので、大学時代のちゃちな服を着ていてオシャレとは言えませんでした。それでも『ユカちゃん、earth music&ecologyはもう卒業しなきゃね(笑)』とか『ユカちゃんはGUで服を買ってるの?』とか、女性としてのセンスを突いてくる言い方は苦痛でしたね」

 しかも狡猾なことに、お局様上司は「あくまで私を“いじっている”ように」見せていたとか。ときに男性社員から「『お前、可愛がってもらってるな』と言われたこともあった」とユカさんは語ります。

 しかし……ついに、男性社員もドン引きさせるような言葉が飛び出るほど、“ファッションいびり”はエスカレートしていったそうです。

「全身白のワンピースを着ていったら、お局様が私を見た瞬間に『昭和の女子アナがご出社しました~!』と音頭を取って、大笑いし始めたんです。これにはさすがに男性社員からも『いじりにしては酷いね』と心配してくれました」

仕事でミスをしてヒステリックに怒鳴りだす

上司 怒鳴る

 職場で顔を合わせるのも嫌になっていたところ、ユカさんとお局様の関係は、仕事面でも障害が出始めていたと言います。

「なるべくお局様とは距離を取っていましたが、ある日、私が仕事でミスをしてしまって……。早期にリカバリーするには、どうしてもお局様の協力が必要でした。

 ほんの小さなミスだったので騒ぎ立ててほしくなくて、人に聞かれないよう会議室でフォローのお願いをしたら、お局様は急に立ち上がって営業部の島へ戻ったのです。

 慌てて着いていくと、大勢の社員を目の前に『あんたがミスした◯◯社の件、私に尻拭いさせるわけ?』とヒステリックに怒鳴られたのです。当然、社内はシーンと静まり返りました。そのうえ、『私だってみんなの空気を壊したくないけど、これはあなたを思っての教育よ』とまくし立てます。さすがに私も参りました」

 ユカさんが上長に異動の相談をしに行くと、そこでこんなことを伝えられたと言います。

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