子どもの死、離婚、負債400万円…元YouTuberのホストが明かす、波乱の人生
歌舞伎町にあるホストクラブ「ACQUA(アクア)」に入店し、わずか1か月で指名本数100本を記録したけいさん(24歳)。かつては、登録者数35万人を誇るグループYouTuberのメンバーとして活動していたが、ホストはまったくの未経験だったという。なぜ、YouTubeからホストの世界へ?
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YouTuberグループを脱退して結婚。その後、子どもの死や離婚、400万円の負債を背負い自殺も考えた過去を経て、ホストとして再起したけいさんの人生に迫る。
Twitter1か月でフォロワー1万人に
関西出身のけいさんが人前に出る仕事を始めたのは高校2年生のとき。地元で開催された男性読者モデルのトークショーを観覧したことがきっかけだった。
「実物を見たら、意外と大したことなかったんですよね。『自分のほうがイケてるんじゃないか?』と思って、Twitterを始めてみました。そしたらフォロワーが1か月で1万人になったんですよ」
3か月後には事務所のスカウトマンから声をかけられて読者モデルに。雑誌の撮影だけでなく、地方のトークショーにも呼ばれるようになる。関西の読者モデル界隈では、有名な存在になりつつあった。しかし高校3年生のとき、パタッと活動を休止する。
YouTube登録者数も増えていくが…
「フォロワーが伸び続けて、仕事も増えていたんですが、彼女ができたからやめました。もともと芸能活動する上での目標がなかったら、この業界に執着する気もなくて。でも、その彼女にフラれたことを機に、芸能活動を再開しました」
生まれながらの甘いルックス(昔からモテて、授業を受けていたら中庭からナンパされたことも)、関西人らしい軽快なトーク、肩の力を抜いた良い意味での「必死さのない雰囲気」を持つけいさんは、女性たちの目に魅力的に映った。
芸能活動の次のステップとして2017年、読者モデルの仲間と4人組のYouTuberグループを結成した。登録者数は1か月で1万人に。大学を中退し、YouTuber1本で生活することを決めた。