出費は100万円超に…同棲するバツイチ彼氏の家賃を払い続ける29歳女性の悲哀
2人とも収入が激減!どんどん負担が偏って…
「彼は建設系の仕事をしているのですが、それが一気になくなってしまったんです。最初の1か月間は自宅待機になり、収入が激減しました。私のほうも、最初のうちは普通に営業できていましたが、段々と飲食店が『感染拡大の震源地』と言われるようになって……。
その後、休業や時短が要請されて収入はほぼゼロになりました。でも彼がもっと大変なのはわかっていたし、私も多少の貯金があったので、『家賃は私が払う』と言ってしまったんです。まぁもともと、私1人でほぼ払っていたわけだし、別にそれくらいはいいかなと思ったんです」
朱里さんの提案に彼は最初、「仕事が再開したら家賃は必ず返す」と言ったそう。しかし、彼は家賃だけでなく他のお金も朱里さんに工面させるようになっていったのです。
今でも家賃を全額払い続けている…
バーが休業になり、別のアルバイトを始めることにした朱里さん。
「彼は他に仕事を見つけるわけにもいかず、さらに在宅勤務になってしまったのでずっと家にいるんですよね。もちろん、その間は電気やエアコンはつけっぱなしなんですよ。彼がずっと家にいることで光熱費は2倍になりましたね。それでも、彼は養育費を払わなといけない義務があるし……と思い、何も言わずに私が全部払っていました。
でも、今度は『今月の携帯代が払えないから』と、私からお金を借りるようになってきたんです。そのうち返してくれるだろうと思って何度か貸してしまったのですが、それから半年以上経った今でも生活費や貸したお金が返ってくることはありません」
現在は勤めていたバーの時短営業も解除されて、コロナ前の生活に戻りつつあるという朱里さん。しかし、彼はだいぶ前から仕事が通常に戻ったというのに、今も朱里さんが家賃を全額払い続けています。