出費は100万円超に…同棲するバツイチ彼氏の家賃を払い続ける29歳女性の悲哀
コロナ禍になって早や1年半余り。人々の生活に大きな変化を与えただけでなく、恋人や友人の価値観の変化を感じたという人も多いのではないでしょうか。
今回、話を聞いた東京都在住の吉田朱里さん(仮名・29歳)もそんな1人です。吉田さんは現在、同棲して3年となる37歳の恋人がいますが、この1年半で彼への愛情はすっかりと薄れてしまったといいます。
バツイチの彼と同棲開始
「私はバーで働いていて、彼はもともとお客さんの1人でした。出会ったのは3年前で、店長の知り合いとして飲みに来たのが彼でした。店長によると当時、彼は離婚したばかりで『コイツ、いい奴だから朱里、付き合ってみたら?』と店長に冷やかされているうちに意識していった……って感じです。
それから彼は何度か飲みに来てくれるようになり、告白されて付き合うことになりました。
「でも、彼は離婚した前の奥さんとの子どもに養育費を払っていたんです。持ち家も手放して1Rのアパートに住んでいたんですよね。私の家は古いけれど2LDKと広かったので、私から一緒に住む話を持ちかけて同棲が始まりました」
お金はないけど楽しい同棲生活
彼は8歳も年上ですが、朱里さんはお金のない彼に気をつかって「家賃は3分の2でいいよ」と言ったそうです。
「一緒に住み始めた頃は楽しかったですよ。お金はないけれど2人の近所をデートしたり、一緒に料理をしたり。私は夜働いているので生活時間帯は違うけれど、彼が気をつかってバーに飲みに来てくれたりもしました」
でも、昨年からのコロナ禍でそんな生活は一転しました。