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先輩が過労で吐血も…薄情すぎる職場に、30代男性が退社を決意するまで

コラム

渋々出社すると営業部長からまさかの一言

 宿泊費を支払わないことに腹を立て、出勤しなくなった津田さん。その後どうなったのでしょうか?

「出勤しなくなってから3日後、現場の上司から『出勤できるのはいつですか』『このままトンズラですか?』などとメールが入るようになり。1週間後、自分の会社に『もう行けません』と電話すると、『1度会社に来い』と言われました。

 渋々出社すると営業部長から『せっかく自分が営業して取ってきた仕事なのに』などと延々と文句を言われました。自分はもう、まともに取り合う気がなかったので、『もう出勤はできません。クビにしてください。退職届は後日郵送します』と告げ、その場を立ち去りました」

しっかりとその業界の実態を調べよう

企業

「引き継ぎも一切拒否して、そのまま退社になりました」

 現在はまったく別の業界で仕事をしているという津田さん。憧れだったシステムエンジニアとしての生活について「1つもプラスにならなかった」と話します。

 憧れた業界でも、入ってみると悲惨だった。そんなケースもあるようです。就職する前に、実際に働いている人に話を聞いてみるなどして、しっかりとその業界の実態を調べておいたほうが、良いのかもしれませんね。

<TEXT/佐藤俊治 イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>

-[辞めてわかった、あの会社のヤバさ]-

複数媒体で執筆中のサラリーマンライター。ファミレスでも美味しい鰻を出すライターを目指している。得意分野は社会、スポーツ、将棋など

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