24時間勤務を強要…激ヤバ部署に配属された28歳の訴え「事実上無休状態で手当もなし」
散々こき使うのに時間に厳しい
それこそ24時間仕事をさせられることもあったと話す大川さん。もちろん会社の体質についても、不満があったようです。
「とにかくケチくさいんですよ。出社時間も1分でも遅れてしまうと否応なく遅刻にする。そのくせ朝から日付が変わるまで働いても、残業をつけない。それにもかかわらず労働基準監督署から是正勧告のようなこともありませんでしたから、『会社が勝手に勤務時間を削っているのではないか』と思っていました」
病気で苦しんでいても仕事を優先しろ
長い勤務時間に悩んでいた大川さん。しかし、ある事件がきっかけで、退職することになったそうです。
「保守用携帯を持っているときに高熱が出てしまって。誰かに変わってもらうよう交渉したのですが、上司ですら断ってきたんですよ。病気で苦しんでいても仕事を優先しろというなら、もうこの職場では働けないと感じ、一切の電話を無視して寝ていました。
その翌日、私は休暇を取るために電話したのですが、部長から『なぜ昨日出なかったのか?』と責められました。高熱だったことを改めて説明したのですが、『電話を持っている以上、勤務時間だから出ろ』と怒鳴られてしまい……」