寝つきの悪さは肩こりが原因?熟睡するコツを、快眠セラピストに聞く
バスタオルで枕を作ってみる
枕が合わないと、肩こりを助長させることもある。そこで三橋氏が開発したのが「三橋式バスタオル枕」。簡単にできるので自分に合った枕を作ってみよう。
三橋式バスタオル枕は、真ん中に仰向けに寝る部分、左右に横向き寝で寝る部分の3つのパートで構成されている。真ん中に仰向けに寝る部分は、手前側の部分が、少し高さが高くなっており、首のくびれにフィットする形状になっている。
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【三橋式バスタオル枕の作り方】
1)厚手のバスタオルの長辺を4つに折り、首に当たる部分を8~10センチ幅で折る。薄手なら2枚重ねてもよい。
2)(1)を半分に折る。
3)仰向けに寝てみて、低ければ、下にバスタオルを重ねて調整する。
4)次の横向き寝のときの部分を作る。筒状に丸めたバスタオルを中央の仰向け寝部分よりも高くなるように左右に置く。
5)3つのパートがズレないように、フェイスタオルを上にかぶせる。
首に当たる部分の高さが合わないときや、全体の高さが合わないときは、バスタオルを駆使して調整しよう。
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寝つきが悪くなっていたり、肩こりが気になるという場合には、今回紹介した快眠メソッドを実践してほしい。
<取材・文/一ノ瀬聡子>
【三橋美穂】
寝具メーカーの研究開発部長を経て、2003年に独立。全国での講演や執筆活動のほか、寝具や快眠グッズのプロデュース、ホテルの客室コーディネートなども手がける。主な著書に『眠トレ!ぐっすり眠ってすっきり目覚める66の新習慣』(三笠書房)、日本語版を監修した『おやすみ、ロジャー魔法のぐっすり絵本』(飛鳥新社)はシリーズ累計115万部を突破