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フレッシュネス、30年目の本気。ハンバーガーテイクアウト専門店の生き残り戦略

ビジネス

テイクアウトでも包装紙がクタッとしない工夫

チーズネスバーガー トゥーゴー

スタッフ人気No.1なのがクリームチーズバーガー

一番こだわったのはチーズに負けないパティとバンズです。パティをもちもちさせたり、バンズの挽き目を荒くしたり食べ応えが出るものを選定しました。見た目は小ぶりですが、男性でもお腹がふくらむと思います」

 イートインスペースがないテイクアウト専門店ということで、包材にも力を入れた。

「パッケージもものすごくこだわりました。通常は“バーガー紙”で包むのですが、湿気が逃げなくてバンズや野菜がクタッとなってしまう。この包材は通気性のある素材なので、時間が経っても品質劣化がしにくくなり、他には真似できないテイクアウトで美味しく食べる工夫のひとつです

お昼をコスパよく楽しんで食べてほしい

チーズネスバーガー トゥーゴー

オーダーはLINEから。完全キャッシュレスで、出来上がった商品は取り出し口から持ち帰る

 フレッシュネスバーガー自体は駅から数分歩いたところにあるイメージだが、今回の「Cheeseness Burger ToGo(チーズネスバーガー トゥーゴー)」は大崎広小路駅(品川区)すぐ近くにあり、山手線・五反田駅からも徒歩圏内。メインターゲットの20代後半から30代のビジネスマンを意識して、内装も少しポップだ。

「チーズをイメージした、男性でも入りやすいキャッチーな黄色のファサードで目を引くようなデザインにしました。ランチが楽しみというよりも、ただお腹を満たすだけの作業になっている人たちにも、コスパよく楽しんで食べてほしいです

「大人がくつろげるバーガーカフェ」がフレッシュネスバーガーのコンセプトだが、Cheeseness Burger ToGo(チーズネスバーガー トゥーゴー)は「くつろげない大人にも、チーズでおいしいひとときを。」を掲げる。

「立地で意識したのはビジネスマンが多いオフィス街ということと、立正大学の学生や住宅街もあり、さまざまな人がいること。そういったところで1号店を出して、チャレンジしたいと思ったのが選定した理由です。今季中にあと2、3店舗、来季はあと20店舗の出店計画を考えています」

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