セクハラ告発した元AKB店主が語るラーメン業界の実情「女性が受け入れられにくい」
はんつ氏のブログは「いら立ちが増しただけ」
はんつ遠藤氏のブログについては「一番に、私への謝罪が一言もなかったことに落胆しました」と語る。
「釈明ともならない矛盾や曖昧な言葉ばかりが書きつづってあり、さらには無意味で恥じらいもない言葉の使い方や、表現など、すべてにおいて何かが欠落したものとしか思えなかったのと、人をおちょくった内容にしか受け取れず、私の気持ちの中で余計にいら立ちが増しただけでした」
一方で世間の反応には励まされたという。
「あのブログを読んだ、ほんの一部のラーメン関係者を除き、ほか世間すべての人があのブログに対しての非難の声ばかりだったので、私は間違ってなかったんだと思えました」
セクハラやマウンティングは、他の評論家からも
梅澤さんがうったえる被害ははんつ遠藤氏によるものだけではない。他のラーメン評論家からのマウンティングやセクハラも経験したという。
「他のラーメン評論家の人ですと、集合写真を撮る際にいきなり手を繋ごうとしてきたり、肩に手を回してきたりと、なんの断りもなくいきなり接触されたりしました。
他には、私のお店のラーメンを食べていただいている際に、私へ『これはなんですか? この材料を使ってる意味は?』と聞かれて答えると『〇〇の店の場合(他店)はもっとこういうものを使ってる』や『〇〇店はこんな意味で使ってる』など他店様を引き合いに出してきて、まったく私の料理への関心を持たずにマウンティングをするためだけに食べているように感じました」
ラーメン評論家からの“意見”には、さらに次のようなものも。
「『味や店づくりをもっとこうしたほうがいいかもしれませんね』など、プロデューサー的な意見すら言われたこともありました。しかも1人ではなく、会ってきた8割のラーメン評論家がそんな感じの人ばかりでした。なので私のなかではラーメン評論家の人に対してまったく好印象な部分がないんです」