貯金300万円を競馬と競艇で使い果たした29歳男性。借金が会社にバレてしまい.…
お金をかけるスリルにハマってしまい…
ギャンブル好きの先輩は、競馬だけではなく、ほかの公営ギャンブルにも浜井さんを誘うようになったそうです。
「私は中央競馬(土日と一部の祝日開催)しか知らなかったのですが、『大井競馬場は平日の夜にもやっている(地方競馬のため)』といわれて………。さらには競艇や競輪にも連れて行かれまして。自分も拒否すればよかったのですが、お金をかけるスリルにすっかりハマってしまい、だんだん自分自身を制御することが難しくなっていきました」
ギャンブルにめり込んだ浜井さんですが、当然のことながら徐々に出費がかさみ、生活が苦しくなっていきます。
300万円あった貯金がゼロに
「主に競馬、競艇などをやるのですが、ほとんど勝てなくなり。出費がどんどんとかさんでいき、日々の生活が苦しくなっていった。ギャンブルをやめることを決意しても、衝動的に金をかけたくなってしまって…。また、たまに当たって金が増えると、嬉しくて。そんな感じで月給すべてを使う生活が続き、300万あった貯金がゼロになってしまった。熱を上げる僕とは裏腹に同僚は冷めてしまったのか、いつの間にか離れていってしまいました」
そこから浜井さんは、やむなく借金を重ねるようになったそうです。
「とにかく賭けるお金がほしい。家族や友人に金を借りると、そのうちに誰も貸してくれなくなり、消費者金融へ。悪いこと、良くないことだとはわかっていたのですが、それでもやめられなかった。どうしようもなくなってしまった」