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ソシャゲ課金で体重15kg減。スマホ中毒サラリーマンたちの実態

暮らし

【ソシャゲ中毒】会社のトイレで毎日“イベント”に参戦

――橋本健一さん(仮名・37歳)の場合

[スマホ奴隷]の実態

橋本健一さん(仮名・37歳)
営業職。完全なるソシャゲ中毒であり、CMが流れるゲームにはすべて着手。課金がすぎてクレジットカードを奥さんに没収された過去を持つ。[主な使用アプリ]・モンスターストライク・コトダマン ・荒野行動・妖怪ウォッチワールド

 近頃、「ゲーム障害」がWHOに認定され、ニュースにもなったが、「僕はまさに当事者です」と語るのは営業職の橋本さん。

「テレビでCMが流れるソシャゲはほぼプレイして、一日平均10時間以上使い、月3万~5万円近くの課金はザラでした。妻にバレてクレカを取り上げられたけど、それが逆に拍車をかけてしまい……。

 無課金で強くなるには時間と緻密さがいるので、期間限定でレアモンスターと戦えるイベントはどうしても外せない。だから仕事用のグーグルカレンダーに降臨クエストのスケジュールをしっかり書き込んでいます。

 画面を覗かれたときにバレないように『来客 A社さん』など表示をごまかして。時間がくれば会議中でもトイレに駆け込む。頻度が多すぎるようで、『橋本はいつもお腹を壊している』と思われているようです」

[スマホ奴隷]の実態

偽造した橋本さんのスケジュール

 とはいえ、スマホゲームを辞めることもできず、1年で10kg以上痩せたという。

「昼飯代を節約して課金することもあり、この1年で15kgも痩せました。飲み会にも行かないし、依存しているのはわかりますが、ゲームでレアキャラをゲットする高揚感には代えられません」

<取材・文/SPA!「スマホ奴隷」取材班>

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