妻としか経験がない29歳男性が抱える“深い闇”。「人生を終えたくない」と勝手な言い分
結婚を後悔した理由は?
「10代の頃から20代半ばまで全くモテなかったですし、女性と話すこともできませんでした。でも、仕事の付き合いでいろいろな飲み会に顔を出すようになり、少しずつ女性との会話に抵抗を感じなくなってきたんです」
年齢を重ねていくうちに責任ある仕事を任されたり、外部の人とのコミュニケーション機会が増えたりしたことで、出会いが急増した山口さん。頻繁に女性と会話を重ねていくうちに、女性との距離感をうまく掴めるようになったそうです。
「次第に、親しく話せる女性が増え、中には僕が既婚者であることを残念がる人もいました。女性との距離の縮め方が分かってきて、生活が楽しくなっています。正直なことを言うと、家にいるよりも仕事中に女性と話しているほうが楽しいです」
少しずつギクシャクし始めて…
「とはいえ、当然のことながら他の女性と親密な関係になることはできません。既婚者となってしまったことを、今さらすごく後悔しています。
そのうえ、妻は結婚してすぐに『社会人としての生活が合わない』と専業主婦になったのですが、食事は出来合いの総菜が出てくることがあったり、洗濯物を溜めすぎて僕の着るシャツが足りなかったりと、正直結婚生活でも不満が。それもあってか周囲の女性がキラキラして見えるようになりました」
山口さんは当時飲み会に参加する頻度が徐々に増えていったようです。