海外留学って本当に意味がある?8歳で中国に渡った女性起業家に聞く
「一緒に起業しちゃう?」で起業
清水:そのあと25歳が起業ですね! きっかけはなんだったんですか?
平原:出会っちゃいました! 最高の共同代表に。ずっと教育をやりたいと思いながらも、なかなか1人でやるのが怖くて。共同代表の市川太一は、ワンヤングワールドの同窓会で出会って「夢は何?」という質問に、「地球を1つの学校にすること」と声を揃えて言ったんです。そこから「一緒に起業しちゃう?」となって、4か月後に起業していました。
清水:今後やってみたいことはあるんですか?
平原:今後はやっぱり教育をずっとやっていきたいです。世界中に色々ある社会課題を、子どもたちが学べる環境づくりをしていきたいです。今、世界201か国で社会課題を解決している次世代の子どもの夢を1冊にした本を作っていて、その本を日本の教育機関や世界中の子どもたちに届けています。いずれは距離や言語に関係なく、共感したこと、興味を持ったことをオンラインで学び会えるような教育を作っていきたいです。
<構成/清永優花子>
【平原依文】
World Road共同代表。8歳の頃から単身で中国渡り、小学校~大学までのほとんどを海外で過ごす。東日本大震災をきっかけに帰国、早稲田大学国際教養学部に入学。新卒でJ&Jに入社。その後、広報コンサルタントを経て起業。
Twitter:@ibunhirahara
【清水俊宏】
2002年フジテレビ入社。報道局配属後、政治部記者、番組ディレクター、プロデューサーなどを経て、2021年からはYoutube向けのオリジナル番組「#シゴトズキ」を立ち上げ、MC兼企画プロデュースを務めている。
Twitter:@goodboytoshi