上場前のベンチャー株を買う方法があった!海外では1900%の投資リターンも
現状は投資額に上限が設けられている
一方、株式投資型クラウドファンディングには、投資額に上限が設けられている点も見過ごせない。
「現在株式投資型クラウドファンディングを通じてはひとつの企業に1年で投資できる上限額は50万円なので、大口の個人投資家からすると物足りなさを感じるかも。
ベンチャー企業側の1年で集められる資金(投資・融資などの合算)の上限が1億円までと法律で定められているのも、近年では多額の資金需要があるベンチャー文化の発展の妨げになってしまっています。法改正が進み、例えば投資金額の制限が緩和されれば、投資家の動きと市場が活発になるはずです」(井澤氏)
規制緩和が進み、日本のベンチャー文化が発展すればドル箱投資に化ける可能性も大アリだ。
<取材・文/松島三郎 桜井カズキ>
【井澤 梓】
ライター・編集者。大学卒業後、金融機関を経てビズリーチの新規事業立ち上げに参画し、その後ライターとして独立。株や仮想通貨など、幅広い投資に造詣が深い