マヂカルラブリー「やるお笑いは変わらない」。注目の“大宮セブン”次期エースも
「M-1グランプリ」で2017年の最下位から這い上がり、2020年に見事優勝を果たしたお笑いコンビマヂカルラブリーの野田クリスタルさん(34)と村上さん(36)。
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2017年は最下位に沈み、審査員の上沼恵美子さんからは「(決勝に)よう残れたな」と厳しい評価を受けたことが話題に。その後、2018年に「キングオブコント」決勝、2020年に野田さんが「R-1ぐらんぷり」優勝と、着実にステップアップ。そして2020年のM-1グランプリで見事リベンジを果たした。
今やテレビで見ない日がないくらい売れっ子になった彼らに、改めて優勝当時のことや、冠番組のこと、そして彼らが所属しているユニット「大宮セブン」について語ってもらった。
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あの最終回は、打ち合わせはなかった
――『マヂカルクリエイターズ』(テレビ東京)の最終回が話題になっていますが、出演者全員が裸になって終わるあの演出はどういう話し合いのもと生まれたんですか?
野田クリスタル(以下、野田):話し合いは特になかったですね。もともと、テレビ東京でやっていた『勇者ああああ』という番組のプロデューサーで板川侑右さんという方がいて、僕らの番組もやってくれていたんですけど、その人がバグっちゃいましたね(笑)。
村上:板川Pはやばいです。僕らは「マジでやるんですか?」って引いていました。それは裸になることが嫌ではなくて、本当にやって大丈夫なのかって。裸自体は全然抵抗なくて、むしろ脱ぐだけで笑ってもらえるのは楽ですから(笑)。楽しかったので、シーズン2はぜひともやりたいですね。
――印象に残っている回はありますか?
村上:最終回で(お笑いコンビ・ありがとうの)ぁみさんが脱いだことですかね。当初の予定では、ぁみさんは脱がない予定だったんですよ。でも、脱いでいましたね。そのときに「この人まだお笑いやっていたんだ。怪談家になったわけじゃなかったんだ」って、ちょっと感動しました。
野田:「漫才か漫才じゃないか」論争の回で出演してもらった、ランジャタイですね。(※お手製のウッチャンナンチャンのイラストを使ったネタを披露)放送では大幅にカットされていますけど、そのネタを20分くらいやっていましたからね。「もういい、もういい」って、ほんと楽しくなかった(笑)。審査員にハリウッドザコシショウさんもいたんですけど、ザコシさんもうんざりするお笑いでした。
僕はツッコミというよりかはヤジ
――番組だと、野田さんがツッコミに回ることも多いと思うのですが、本来、ツッコミの村上さんはどのような立ち回りをしていますか?
村上:ニコニコしてます(笑)。もちろん、僕らがMCの時はちゃんと進行役をやりますけど、基本はニコニコ。
野田:僕はツッコミというよりかはヤジを飛ばしているので、そのヤジに加えて村上が何か言いだしたらキリがなくなりますよね。
村上:たまに僕からヤジも飛ばすけど、邪魔になっちゃうからね。乗っかりすぎず、ニコニコしています。あとは進行役なのでちゃんと本筋に戻そうとはしています。