東大・京大生の頭の使い方とは?誰でもできる「記憶法」の極意
覚え方のコツを少し工夫してみよう
記憶に定着しやすくなったとはいえ、1回覚えれば一生覚えているという訳にはいきません。そこで、反復が必要になります。
反復のコツは、想起するときに深く記憶されるのでしたね。すなわち、「janitor、用務員。janitor、用務員……」と繰り返すのではなく、「janitorって、何だったっけ?」と自分に対して問題を出すのです。さあ、janitor? ジャニー、ター? ジャニーズ、ターン? いかがですか? 思い出せましたか?
実は、このjanitor=用務員、TOEIC900点クラスの単語といわれています。覚え方のコツを少し工夫するだけでも、記憶の質と記憶力は格段に変わってきます。ご紹介させていただいた記憶法を、皆様の生活上で少しでもお役立てみてください。
<TEXT/記憶術講師、脳力開発研究家 吉野邦昭>