現役慶応大生の女優・駒井蓮が津軽弁で語る「じょっぱりだった」素顔
私生活では現役大学生
――現在、駒井さんは大学生です。すでに憧れだった女優活動を始めていましたが、進学してみてよかったですか?
駒井:最初は大学には進学しない予定だったんです。でも進学したことで新しい仲間が増えましたし、すごく鍛えられています。高校までは時間割も決まっていて、先生に言われるままについていけばよかったのが、プログラムも自分で組んで、教室を探して、どういう勉強をしたいのかも自分で決める必要がある。こんなに鍛えられる場所はないなと感じています。
――駒井さんは慶應義塾大学生ですよね? かなり勉強しないと入れない大学では?
駒井:受験向けの勉強をしていたわけではないですが、日々のテストを頑張っていたからかなと。毎日やっていたわけじゃないですけど、定期テストがあると「1位を取りたい!」とめちゃくちゃ勉強しました。負けず嫌いなので。それを3年間続けていたのが力になったのかなと思います。
「無理だ!」とポイとはしないタイプ
――駒井さんは、いわゆる「じょっぱり」(頑固者)ということでしょうか。何か「じょっぱり」エピソードはありますか?
駒井:この作品の撮影中で挙げるなら、クライマックスのライブのシーンで演奏する曲が、クランクインの1週間前に決まったんです。楽譜もないので、師匠が弾いたものを耳コピして楽譜に起こして練習しましたが、クランクインまでに間に合わなくて、撮影が始まってからも毎日練習してなんとか間に合わせました。あのときは「自分、頑張った!」と思いました(笑)。
――私生活では何かありますか?
駒井:さきほどの話とつながりますが、勉強面では特にじょっぱりかなと思います。高校生のときに、テスト期間と撮影が重なったことがあって、全然勉強する時間がありませんでした。授業も休んでいたのでノートも取っていなくて。それで、テストの前日に友達からノートを貸してもらって、当日の朝3時に起きて丸暗記していきました。意地で。生物のテストだったのですが、必死に覚えて、点数もよかったんです。そういうときは必死です。「無理だ!」とかポイっとはしないタイプですね。家族にも頑固だと言われます。