<珍風景クイズ>写真の場所はどこ?鳥居がドミノ倒しのようにズラリ
【解答】「元乃隅神社」(山口県)
「第1問」で出題した写真の都道府県名は「山口県」。そして、写真に写っているスポット名は「元乃隅神社(もとのすみじんじゃ)」の鳥居です。元乃隅神社の鳥居は123基で、海岸と丘にある本殿を結んでいます。
この鳥居は、昭和30年(1955年)に地元の網元「岡村斉(おかむらひとし)氏の枕元に白狐が現れ、お告げをしたことにより昭和62年(1987年)から10年もの歳月をかけて建立、奉納されました。
山口県長門市にある元乃隅神社は、公共交通機関では行くことのできない場所にあるにもかかわらず、国内外を問わず多くの観光客が訪れます。大漁や海上安全のほか、商売繁盛や良縁、開運厄除、交通安全などなど、たくさんのご利益のある神社としても有名です。
本殿のある丘のほうに駐車場があるため、丘のほうから海岸へ下る人も多いようですが、「海岸から丘にある本殿へ行く」のが正式ルートですのでご注意ください。天候などの条件が重なれば、鳥居への入り口にあたる海岸で、海水が吹き上がってくる「龍宮の潮吹」という珍しい現象を目にすることもできます。吹き上がってくる潮は、30メートル以上の高さになることもあるのだとか。
その様子は龍が天に昇っていく姿のようだと言われ、太陽の光を浴びながら飛び散るしぶきは、銀色の砂が撒かれているかのように美しいと評判です。この現象は龍神によるものだとして、干ばつなどが起こったときには、多くの人々が雨乞いに集まったと言われています。
余談ですが、全国には、島根県鹿足郡津和野町にある「太皷谷稲成神社」のように鳥居が連なる神社はいくつかありますが、元乃隅神社との関連性はないようです。
【第2問】難易度:★★★☆☆
蒸気機関車(SL)が、煙を吐きながら吊り橋の下を走り抜けていきます。まるでタイムスリップしたかのようにレトロな風景が楽しめる、こちらの吊り橋がある都道府県はどこでしょう?
都道府県名がわかった方はぜひ、こちらのスポット名もお答えください。