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「名古屋は買い物が不便」はデマ!日本一の買い物天国、名古屋のお値打ち文化

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「車がないとどこにも行けない」は過去の話

名古屋

駅ナカ・駅ビルの充実も進む。2019年に開業した地下鉄伏見駅のエキナカ「ヨリマチFUSIMI」(名古屋市中区)

 名古屋市郊外の南区からサカエに買い物に来ていたという大学生のなこちさん(10代・女性)は「友達と遊ぶときも電車や自転車で『サカエ』、『大須』(商店街・後述)、『新瑞橋』(地下鉄が交わる交通結節点:駅前でありながらイオン、ドン・キホーテ等が立地)」に行けば大抵なんでもある」と話す。

 また、駅チカにショッピングセンターなどの商業施設が多くあるため「(学生でも)バイトには困らない」という。

 かつて「名古屋はトヨタ自動車の企業城下町だから車がないとどこにも行けない」と揶揄されることもあった名古屋であるが、もはやそれは過去の話だといえよう。

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郊外でよく見かけるようなショッピングセンターが駅チカに多いのも名古屋の特徴。地下鉄名城線・桜通線が交差する交通結節点「新瑞橋駅」の前には「イオンモール」と「ドン・キホーテ」が立地

中心商店街が元気な名古屋

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2018年に開業した「ららぽーと名古屋みなとアルクス」も中心部・サカエから電車で僅か15分ほどの港区役所駅前だ。道を挟んで向かいは区役所とドンキ

 大型店だけではなく中心商店街が元気なことも名古屋の特徴だ。

 なかでもサカエの徒歩圏・1キロメートルほど南にある「大須商店街」は、東京に例えると「原宿+浅草+アメ横+秋葉原」を合わせたような商店街で、雑貨や古着からサブカル系、電気街、門前町、世界各地のグルメなど全ての要素が徒歩圏に収まり、それぞれの街区がアーケードで繋がっている。

 こうした名古屋の商店街では「質の良いものを割安価格で売る」という「お値打ち」をウリにする店が多いことも特徴だ。

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