睡眠時間を削ってない?副業とは違う「複業」で成功する時間管理術
テクニック2「スケジュールを見える化する」
自分が好きなことを複業で行っていると、ついつい睡眠時間を削ったり、家族と過ごす時間を削ってしまい、気付いたら疲労が蓄積し、肉体的にも精神的にも調子を崩してしまうということが起こり得ます。
そこで、まず先に家族と過ごす時間や睡眠時間などをスケジュール帳へ登録し、予定が入らないようにブロックすることが重要です。例えば、週の4日は家族と夜ご飯を食べる、毎日7時間は睡眠を取る、という予定を先にスケジュール帳へ登録しておけば、必然的に残された時間で複業の予定を組むことになります。
こうすることで、睡眠時間や、家族との時間を削ることはなくなります。私もスケジュール帳に家族との予定を先に登録するようにしてからは、肉体的にも精神的にも負担が減りました。
また、プライベートの予定だけでなく、自分1人で作業する予定も登録しておくことをオススメします。会議や外出の予定はスケジュールへ登録すると思いますが、「この日は2時間使って資料を作成する」といったように作業もスケジュール帳へ登録しておくと、予定を組みやすくなります。
作業もスケジュール帳へ登録しておくことで、後で振り返ったときに、どの作業にどれくらい時間を費やしていたかが分かり、資料作成にかける時間をもう少し減らそう、といったように改善へ繋げることもできるのでオススメです。
テクニック3「隙間時間を活用する」
最後は5分や10分といった、ちょっとした隙間時間を活用する方法です。
例えば、電車移動中の10分を使ってメールの返信や調べものを行います。10分というと大した時間ではないと思われるかもしれませんが、1日10分という隙間時間でも、10日間で100分になります。100分と考えると、いろいろな作業が出来るように思えるかもしれません。
あとは、知識をつけるために情報をインプットする作業を隙間時間に行うことも効果的です。外出の機会が減ったコロナ禍では、家事をしているときや健康維持のためのウォーキング中に、ワイヤレスイヤホンを使えばYouTube、Podcast、stand.fm、Voicyなどの動画・音声メディアから情報を収集できます。
ここまでご紹介したタイムマネジメント術を実際に試してみて、自分に合ったやり方を見つけてみてはいかがでしょうか。
<TEXT/株式会社エッグシステム代表取締役 高橋 翼(@egg_sys)>