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出張に財布とスマホを忘れた!20代代理店マン「徒歩90分の汗だく地獄」

コラム

出張中に食べたご当地グルメは…

「目がグルグル回り、足元がふらつき始めたので貧血だったのかもしれません。近くの公園のベンチで少し休んだ後、さすがにこのままだとヤバいと思い、Suicaで買い物できる近くのコンビニでパンを買って久しぶりの食事をしました。ごく普通の菓子パンでしたが、空腹だったせいか、やけに美味しく感じましたね」

 ちなみに帰りの羽田空港からの交通費分も引いてもチャージ残高のうち1500円近くは使うことができるとわかったため、2日目の夜と3日目もコンビニで買ったおにぎりやカップ麺、スナック菓子で空腹をしのいだといいます。

カップ麺

滞在中に食べたご当地グルメは、カップ麺の沖縄そばだけ。当初の予定に比べると、ずいぶん貧相な食事になってしまいましたが、どっちも意外とイケました(笑)」

同情した上司の、粋なはからい

 出張先での移動手段は徒歩しかなかったため、沖縄滞在中に歩いた距離は20キロを超えてしまいましたが、なんとか出張を無事に終了。会社に戻り、上司に財布とスマホを忘れて大変な目に遭ったことを報告すると腹を抱えて笑われてしまったそうです。

「ただ、すごく同情してくれて、その日の夜に会社近くの沖縄料理屋で『好きな物を食べろ!』って奢ってくれました。財布とスマホを忘れた自分が悪いんですけど、いろんな意味で忘れられない思い出になったし、こうして話のネタにもできたのでよかったかな(笑)」

 実は、筆者も出張時に財布を忘れ、大変な目に遭ったことがありますが、大人でもこうした忘れ物をしてしまうもの。後で「しまった!」なんてことにならないようにくれぐれも注意しましょう。

<TEXT/トシタカマサ イラスト/パウロタスク(@paultaskart)>

ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中

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