出張に財布とスマホを忘れた!20代代理店マン「徒歩90分の汗だく地獄」
現地はすべて徒歩で移動
しかも、到着したのは昼間。夏場ではなかったものの気温は27~28度あり、スーツケースを転がしながら汗だくになって市内中心部へ向かうことに。
それまでも沖縄には出張や旅行で何度も訪れていましたが、歩いて市内まで行くのはこれが初めて。地図アプリで確認しながらも途中で道を間違えてしまうなど、ホテルに着くまで1時間以上もかかってしまったといいます。
「初日は移動だけだったので本当なら食べ歩きでもしようかなと思っていましたが、お金がないので当然できません。暑い中、空港から5キロ近く歩かされたので疲れてしまい、そのままベッドで横になってしまいました」
「徒歩90分」のため、ホテルの朝食が…
その日はチェックインしてから部屋を一歩も出ず、何も食べずに就寝。翌日は普段より早く目が覚めましたが、それはクライアントのオフィスが那覇郊外にあり、徒歩だと移動時間がかかるためです。
調べると徒歩での推定所要時間は約90分。先方との打ち合わせは朝9時からでしたが、遅刻は当然許されないので余裕をもって7時前に出発。おかげで朝食付きのプランだったのに食べることができなかったそうです。
「打ち合わせは午前中で終わり、先方の担当者からランチに誘われましたが、私には払うお金がありません。本当は何も予定は入っていませんでしたが、別の打ち合わせがあるとウソをついて断ってしまいました」
ですが、前日朝からプチ断食を強いられ、すでに30時間近く空腹の状態。再びホテルまで歩いて帰らなければならないのですが、途中で具合が悪くなってしまいました。