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元手30万円を100万円に。「割安成長株」の見分け方を“億り人”が伝授

コラム

資産を積み上げるコツ

 そんな弐億氏が今注目しているのは、介護や教育、物流に関連する銘柄。なかでも「成長が具体的にイメージできる銘柄を選ぶべき」だという。

「資産が増えてきたら、買い余力を残すようにしましょう。数年に一度は株式市場で大暴落があります。余力を残すことで資産を守りつつ、下落した銘柄を購入すれば、その後の株式市場の上昇局面で資産を増やすことができます。アベノミクス的な波に乗れたら、一気に億も夢ではありません!」

 ルールを守り賢く積み上げろ!

弐億氏がオススメする割安成長株

ハビックス(JASDAQ・3895)】
価格584円 購入金額5万8400円

パルプ不織布、衛生用紙メーカー。コロナの影響で外食向け紙おしぼりや調理用ペーパーなどが落ち込んだ。が、会社の想定よりも早く立ち直りつつあり、増収増益が続きそう

ヒガシトゥエンティワン(東2・9029)】
価格608円 購入金額6万800円

大阪地盤の物流会社。六本木ヒルズなど大規模ビル内の物流業務も展開。ネット通販拡大の追い風を受け、今後も倉庫内物流事業の成長が期待できる。事務所移転事業も復調

プレミアグループ(東1・7199)】
価格2575円 購入金額25万7500円

中古車のクレジットローンや故障保証事業をメインに中古車関連ビジネスを展開。ストックビジネスによる安定収益が強みで、成長シナリオが描きやすいことがポイント

<取材・文/週刊SPA!編集部>

【弐億貯男】
個人投資家。サラリーマンとして働きながら、’03年に250万円を元手に株式投資をスタート。割安成長株への投資で’19年には追加入金せずに2億円の大台へ

※株価などのデータは2021年4月14日時点のもの

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