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日本人の作品が1300万円で落札。仮想通貨とも違う新技術「NFT」の凄い中身

コラム

日本人の作品が1300万円で落札!

 VRアーティストのせきぐちあいみ氏はいち早くNFT作品を活用した日本人アーティストだ。

 オークションサービス「OpenSea」を通じて出品された「Alternate dimension 幻想絢爛」が、日本円にして約1300万円で即日落札されのだ。本人に話を聞いた。

「当初、NFTに関する知識はゼロ。周囲の仲間や知人に勧められることが偶然重なり、とにかく一度調べてみることにしました

 ブロックチェーン=仮想通貨というイメージを抱いていたため当初は懐疑的でしたが、実際に高額落札を経験することで、今ではデジタルアーティストにとって大きな可能性を秘めていると思うようになりました。

 コロナ禍でイベントなどが激減していたなか、とてもうれしかったですね。NFTが目新しかったので高額な値段がついたのかもしれませんが、今後もデジタルアーティストの心強い味方になると思います」

NFT

せきぐちあいみ氏

 日本のNFTアート作品の高額落札は今後も続くのだろうか。

【せきぐちあいみ氏】
神奈川県生まれ。VRアーティストとして多様なアート作品を制作。国内外(米、独、仏、露、UAE、タイ、マレーシアなど)で活動し、VRパフォーマンスを披露している

<取材・文/池松信ニ 児玉ジン>

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