地方の国立大を「Fランク」呼ばわり!慶應卒の同級生を黙らせた“ある一言”
以来、マウンティングされることはなくなった
証拠画像を見せて説明すると、S山さんは驚きのあまり口あんぐり。そこに追い打ちをかけるように専攻を聞いたうえで「大学ではどんな研究をしていたの?」などと次々と質問。いつも畑山さんを見下して優越感に浸っている彼ですが、このときは自分がしどろもどろになっていたそうです。
「旅仲間が『俺が言うのもなんだけど、社会に出たら学歴なんて関係ないよ』と諭すように言うと、S山はバツが悪そうな表情をしていましたね。本人からは謝罪の言葉が軽くあっただけですが、この日を境に以前のようにマウンティングされることはなくなりました」
ちなみに旅仲間はYouTubeのスカッとした話を見るのが大好き。それで畑山さんの話を聞いてマウンティング返しを思いついたとか。
「私には人より胸を張って誇れるものはあまりないですが、それでも誰かを見下すのは絶対にやめようと思いました。自分は気持ちよくなれても人に恨まれるのは私が一番知っていますから」
悪意があってもなくても人は誰かと比べたがるもの。勝ち誇った態度を取ったり、上からの目線の発言は控えたほうがよさそうです。
<TEXT/トシタカマサ イラスト/葉月しあ(@shia_lifestyle)>