家を持たずに車で生活する「バンライフ」の魅力を、 20代無職YouTuber夫婦に聞く
普通の夫婦でもたくさんの人に応援される
――YouTubeは目的ではなく、理想とする仕事と生活のために必要な媒体ということですね。
まみ:そうですね。例えば話すことや動画の編集が苦手な人だったらYouTubeでなくて、ブログで文章を発信して多くの人に応援をしてもらえるようにするという方法もあると思います。私たちにはたまたまYouTubeが合っていました。
学:“旅の終わり”の話ですが、日本一周が終わったら世界の国を旅行したいという思いはありますね。世界のさまざまな国に行って、その旅の様子も多くの方の参考にしてもらったり、楽しんでもらえたらいいなと思います。
――そして、そういったやりたい事を実現するためにもYouTubeがあると。
まみ:私たちも1年前まではどこにでもいる普通の共働き夫婦でした。それが今ではたくさんの人が応援してくれるようになって、SNSのダイレクトメッセージもたくさん来ます。こういうことが普通の夫婦でも可能なんて、凄い時代だなと思います。
学:貯金を取り崩しながら生活しているという意味では、まだ「好きなことで生きていく」という目標を達成していないのですが、誰かにプラスの影響を与えられたいいなという思いで、YouTubeを配信しています。まだまだ道の途中の僕らがこれからどうなるか、ぜひ見届けてほしいです。
そして、もしも、やりたいことがある人がいたらその思いを大事にしてほしい。その後押しに僕たちの動画がなってくれたら嬉しいですね。
<取材・文/菅谷圭祐>
【Like Saturday】
夫の学(26歳)、妻のまみ(25歳)で活動するYouTuber。共働きから無職になり、バンライフで旅をする。バンライフ、旅、グルメ、酒、キャンプのテーマで動画を制作。YouTubeチャンネル:Like Saturday、instagram:@like_saturday