肩こりや腰痛「テレワーク疲れ」に効くヨガのプログラム。初心者でもOK
肩と首のストレッチ:筋肉が広がっていく感覚を
次は、肩や首のコリを解消にも繋がるプログラムです。背中の後ろで拳を握り、脇腹に添えます。
鼻から息を吸った後、息を吐きながら、右肘を後ろに引いていきます。もう一度、鼻から息を吸いながら、吐く息で頭を右の肩に引き寄せるように身体を傾け、「伸びている首筋に息を届けるような感覚」で、深く深呼吸をしていきます。
頭を傾けた状態で、呼吸をしながら、半円を描くようにしながら前後に頭を動かしていきます。
右側が終わったあとは、左側も同じように行います。「呼吸を深めるごとに、筋肉が広がっていく感覚」を味わいながら、身体が緩んでいく状態を感じてみましょう。
足回りのストレッチ:まずは足の付け根から
上半身だけではなく、下半身もほぐしていきましょう。まずは足の付け根からです。まずは両足を前に伸ばした後でお尻の横に手を置き、床を押しながら背骨を伸ばします。そして、ゆっくりと、足の親指を外から内に向かって、円を描くように回していきます。片方の指を回し終えたら、反対側の足も回していきましょう。
足の裏同士を合わせて、胡座の姿勢を作ります。ゆっくりと呼吸しながら、両手を足から離し、右足のかかとを押し出しながら斜め横に伸ばします。左足は手前に引き寄せ、足の甲を床に付けた状態にしておきましょう。
次に、鼻から息を吸いながら背筋を伸ばし、ゆっくりと息を吐きながら身体を右側に捻っていきましょう。吸う息で少し捻りを緩めた後、再び息を吐きながら、みぞおちの中心から、身体の捻りを深めていきます。
上体を前へと戻し、両手を前に出します。そして息を吸い込んだ後、今度は息を吐きながら手を一歩ずつトコトコと歩かせるようにして、身体を前に倒します。
足の付け根の痛みがない場所まで、息を吐きながら身体を倒しましょう。余裕がある場合には、肘やオデコを床に付けても問題ありません。足の付け根から、気持ちの良い伸びを感じてみましょう。
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ヨガには骨盤の歪みを矯正し、心身をリラックスさせる効果があります。コロナ禍の影響により、思うような運動ができていない方や、テレワークによる疲労を溜めていらっしゃる方は、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。
<取材協力:EUJAPAN SPORTS ウェア:[sn]super.natural>
【澤畑ちぐさ】
10代の頃はタレント事務所に所属し、雑誌のモデルやCMなどに出演。その後、資格試験の勉強をしながら税理士事務所に勤務。多忙な仕事のなかで、体と心が軽くなるヨガに魅了され、本格的に習い始める。ヨガを通し、多くの人がより快適に笑顔溢れる生活をして欲しいとの思いでインストラクターへ転身。
Instagram:@chigusa_1217
オフィシャルアメブロ「yoga instructor 澤畑ちぐさ」