山崎紘菜が明かす、最近「私ポンコツだなぁ」と思った失敗エピソード
すべてが女優業に還元される
――情報番組に出られたり、現在は芸人・アインシュタインさんとのラジオ番組(文化放送「Heat&Heart!」)もされていたりと、いろんな活動をしています。
山崎:女優業は私の目標であり、生涯追い続けたい夢ですが、ほかのことにも挑戦していきたい。女優のお仕事だけでは出会えない、新たな出会いや刺激を得ることで、すべてが女優業に還元されると思います。
――山崎さんは、常にノートを取られているとか。
山崎:最近は、メモの内容が変わってきました。今までは仕事で感じたことや、直接関係することへのメモが多かったですが、もっとプライベートな出来事をメモすることが増えました。ラジオで日々の出来事を話すことが多いからだと思います。芸人の方が“ネタ帳”と言われていると思いますが、そういう感覚に近いのかな。
――もうすぐハリウッドデビュー作の『モンスターハンター』も公開になります。英語の勉強も続けていますか?
山崎:続けています。ハリウッドの作品に出演させていただけたことは、一生の幸運を使い果たしたくらいに恵まれたことですが、そこからどう広げていくのか、切り開いていくのかは、自分の努力次第だと思っています。これからもチャンスが目の前に来たら、そこに食らいついて行きたいです。
ポンコツエピソードもメモ帳のネタに
――しっかりした印象が強いですけど、何かノートに書き留めてあるエピソードはありますか?
山崎:全然しっかりしてないですよ。この前の節分のときも、恵方巻を、いくつもお店を回って、やっと最後に近くのお店で買うことができて帰ったんですが、家で食べようと思ったら、なんだかちょっと大きいなと。それで包丁で普通に切って食べたんです。
そのあと節分の豆も26粒食べて「#節分」とかって呟いたりしながら、そういえば恵方巻ってなんなんだろうと調べてみたら、「包丁で切るのは絶対にNG!」と書いてあって。やっちゃったーって(笑)。
それから昨日も、体重計の電池が切れていたので、変えようと思って取り出したら、新しい電池と使った電池を混ぜてしまって。新しいのが分からなくなって、ひとつひとつ確認しながら、「これがちょっと重いかな?」とかやってました(苦笑)。「ポンコツだなぁ」とたまに自分でも嫌になるんですけど(笑)。こういうこともメモ帳に書き留めています。
――普段のエピソードが聞けて良かったです。最後に、本作での山崎さんの「ここを見て」ポイントをお願いします。
山崎:最後の、蒼との絆が見えるシーンです。観てくださる方は、蒼をはじめ、様々なキャラクターに感情移入をしてくださると思うのですが、最後はきっと遥に共感していってくださる方が多いんじゃないかと。最後の最後まで注目していただければと思います。
<取材・文・撮影/望月ふみ>