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月30万円の副収入を実現した私の時間管理術 「1日3時間」はたいてい作れる

コラム

 コロナ禍で収入が減った、あるいは在宅ワークで自由な時間が増えた。こういった理由で副業を始める人が増えています。しかし、わざわざ時間を使って副業をするなら、効率よく稼ぎたいものですよね

収入

※イメージです(以下同じ)

 マーケティング塾を主宰している株式会社マーケティングフルサポートの代表・仙道達也が、コンサル・コーチ・講師業などの「自身の経験や経歴を活かしながらできる働き方」についてお伝えしている本連載。今回は、副業時代に月30万稼いだ私が、どんなやり方で時間を捻出して管理をしていたのかを伝えます

コールセンターをしながら副業を開始

 いきなり結論をいうと、実は、時間管理は問題ではないのです。時間管理の次元を超えたところに、解決方法があり、今回はそれをお話したいと思います。

 副業を始めた頃、私は、本業として、コールセンターで派遣スタッフとして働いていました。早番は9時から18時まで、遅番なら12時から21時まで。ただ、あまり効率が良くありませんでした。とくに遅番の時は、朝は寝ていたので、そこから出勤して夜遅くまで働くことになり、時間の有効活用ができていなかったのです。

 逆に、早番の時は、18時には終わったので、早く帰れました。ただ、コールセンターでの勤務には、面倒ながあり、例えば18時に退勤予定であっても、その1分前にかかってきた電話を受けて、それが長くなったら残業になってしまうのです。

副業で月30万円の売上をあげるまで

ステップアップ

 私は、パソコンのテクニカルサポートをしていたのですが、お客様から「ネットが繋がらない」という電話が18時の1~2分前になってかかってきたことがあるんです。嫌な予感がすると思っていたら、案の定、対応に1時間以上かかってしまいました。

 コールセンターの業務は、そのコール内容が解決するまで電話を切れません。残業することもあったので、1日に8~9時間は働いていました。通勤は、電車で片道40分の道のりでしたが、あまりその時間も有効活用できていませんでした。

 そのような状況のなかで、私は後に本業にもなっていく「コーチング」を副業として始めました。最初は、1時間5000円でお試しコーチングを販売したのですが、その後、5万円、10万円と単価を上げていき、月に2、3人新規の契約を取れば20万~30万円の売り上げになる、というところまで行きました。その後も、クライアントさんが月2人くらいずつ増えていって、多いときは同時に10人くらいいました。

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