慶應卒ナンパ師が断言する「恋愛力の鍛え方」。アプリに頼った時点で負け
近所のファミマの前にビッグエコーに行け
「それでもオラオラキャラに不安や抵抗がある人は、デートの序盤に『これを言う!』というルールを決めてください。『それ飲んだら家に行こう』とか、ある口説き文句を最低6回言うとか。その日言おうと思っていることを全て言ってしまうくらいの気持ちでいきましょう」
国民やメディアがこぞって“オンライン”を称揚しているときに、あえてそれに依存し、ラクをしない。自己と向き合い、表情力や演技を鍛える。そんな行動こそがコロナ禍を生き抜くための逆張り戦略なのだ。
「もちろん、この時期にガンガン渋谷でナンパしろとは言いません。でも、自宅周辺のドラッグストアやコンビニ店員さんでもよいので、少し雑談して自分の緊張やコミュ力を解きほぐしておくこと。ナンパしていると本当に実感しますが、最初の5秒の印象でほぼ決まると言っても過言ではありません。
緊張していると相手にモロ伝わるので、近所のファミマに行く直前にビッグエコーでAdoの『うっせえわ』を1曲歌ってからファミマに向かうくらいがちょうどよいコミュ力のトレーニングになります」
<取材・文/伊藤綾>
【零時レイ】
慶大卒。研究所、フランス留学を経て、5年引きこもり、人格崩壊級のコミュ障に陥る。月収10万33歳でナンパに出会い、35歳で無職・借金300万に転落しながらNLPナンパを確立。著書『ナンパが最強のソリューションである』(宝島社)など
Twitter:@nanpasireiji