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「売れているビジネス本」ベスト10!会話を上達させる一冊も

ビジネス

2:世界はひそかに、だんだん良くなっている

ビジネス本

『FACTFULNESS』(ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング他、日経BP)

 治安、貧困、環境汚染、そして感染症。こうした問題を考えていると、「世界はどんどん悪くなっている」という気がしてきます。しかし、大ベストセラー『FACTFULNESSは、その感覚は間違いだと指摘します。統計的にみえば、世界は確実に良くなっていっているのです。

 たとえば、世界で極度の貧困にある人の割合は、過去20年で半分になりました。ところが、これをクイズとして出題すると、9割以上の人が「約2倍」か「あまり変わっていない」と誤答してしまいます。

 私たちにはさまざまな「バイアス」があり、それがものごとの認識を歪めてしまいます。新型コロナで不安が広がる今だからこそ、データにもとづいて世界の正しい姿を認識し思い込みを克服する力、「ファクトフルネス」を身につけましょう。

3:適当に話をして、なんとなく仲良く

ビジネス本

『超雑談力』(五百田達成、ディスカヴァー・トゥエンティワン)

 仲の良い人とのおしゃべりは楽しいものですが、微妙な距離感の人と「雑談」をしようと思うと、肩に力が入ってしまいます。第3位の『超雑談力は、雑談の目的は「微妙な間柄の人と、適当に話をしながら、なんとなく仲良くなる」ことだといいます。

 つまり、おもしろい話をする必要はなく、和やかに会話が続きさえすればいいのです。これを知っておけば、雑談のハードルはぐっと下がります

 初対面の人との会話、上司との気まずい沈黙、取引先との商談など、あるあるなシチュエーションを題材にした会話を続けるテクニックは、どれも取り入れやすそうなものばかり。「話術」を磨かずに「雑談力」を鍛えたい方には、本書がお勧めです。

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