話題のCM女優・小宮山莉渚が語る、仕事への想い「自分の夢に気づいた」
中学を卒業したら上京するつもり
――そもそも芸能活動のきっかけは?
小宮山:お姉ちゃんに雑誌『Seventeen』のオーディションを薦められたことがきっかけです。最初はただやってみようという感覚だったのですが、今の事務所に出会って、いろいろなことを経験させてもらい、この業界って楽しいし、やりがいがある仕事だなって思っています。
――最初のお仕事はモデルだったそうですね。
小宮山:キメのポーズとかポージングをしっかりやらなきゃと思ってたんですが、自然体の撮影が多かったので、こういうふうにすればいいかなというのは、回数を重ねながらどんどんわかってきた気がします。
――現在中学3年生ですが、卒業後の進路は決めていますか?
小宮山:中学を卒業したら、上京しようと思っています。芸能活動もして、勉強もして、その両立を目指します。
目標は“自然な演技”をすること
――今回、本格的にお芝居をしてみて、感じている課題はありますか?
小宮山:まだ急な変更に対応できないというか「前と違うふうに演じてください」と言われると慌ててしまうので、そこは課題です。具体的な目標は“自然な演技”をすることです。今回の映画ではいろいろな方の演技を目の当たりにして、自然な演技というものを少しは理解ができたので、しっかりと自分に取り込んでいきたいと思いました。じつはこの映画で、自分の夢に気づいたという感じなんです。
――すると、それまでは女優志望ではなかった?
小宮山:そうですね。それまではいろいろなことに挑戦していければと思っていましたが、この映画に出たことで、女優を目指していけたらいいなと思いました。お芝居の世界に強い興味を持っていたわけではなかったのですが、今回、尾野真千子さんのお芝居を間近で見させていただいて、すごいなって感じました。
――どなたかあこがれている女優さんはいますか?
小宮山:藤井監督の『デイアンドナイト』に出演されていた、清原果耶さんは、どんな役も自然に演じていて、すごくあこがれます。