SNS依存の20代男性が「ソーシャルデトックス」を1週間してわかったこと
6日目:休日は散歩で気を紛らわす
ソーシャルデトックスを始めて最初の休日だ。
ネット回線の工事があるのでこの日は工事完了までパソコンは使えなかった。パソコンに触れないためiPhoneに触れる機会が増えてしまう。新天地では友達も少ない状況で暇なので、危うくSNSを見てしまいそうになった。気を紛らわすために、午前中は散歩をしていた。
音楽やラジオを聞きながら外を歩いていればSNSはもちろん、他のアプリも使わなくて済むので、良い時間の使い方だと我ながら思った。知らない土地で散歩すると気になる飲食店がいくつか現れるので、散歩途中に昼食をすませた。食べたものを写真に撮ったが、もちろんSNSには投稿しないので、iPhoneの中にしまっておく。
工事が終わる頃には夕飯どきになったため夕飯を食べに行き、酒が飲みたくなったのでビールを買ってツマミを作って晩酌した。映画を見ることができなかった1日だったけれど、無事にSNSを見ずに過ごせた。
ソーシャルデトックスには暇が大敵だ。なにかしら予定を組んだりエンタメやゲームなどなにかしらのコンテンツを楽しまないとそれ以外にやることがなくなってしまう。暇を作らないことが攻略のキーポイントだなと感じた。
7日目:M-1観賞に意外な効果があった
この日は『M-1グランプリ』を楽しんでいた。本当にそれだけ。あと夕飯に焼きうどん作った。
Twitterやらずに真剣に『M-1』を観戦できたことは本当に良かった。お笑いショーレースの放送中、Twitterはさまざまな視聴者の意見や感想に溢れていて、自分の感想が頭の奥底に埋もれてしまうことが多い。自分の感想なのか、誰かの感想に同意して取り繕ったのかがわからなくなる。
しかし、今回はソーシャルデトックスしていたおかげで、ご意見番的な投稿を目にすることがなかったので、純粋に楽しむことができた。また、SNSをチラチラ確認すると目線が分散してしまい、それと同時に集中力も途切れる。そういったことを防ぐ効果があるのかもしれない。
友達と長時間グループ通話をしたので、LINEの使用時間が増えている。Twitter、インスタ、Facebookは使ってないので許しほしい。
同じSNSという括りでもLINEは個人または数人での交流になる。今となっては連絡手段の主流になっているアプリだ。そしてチャットだけではなく、音声でもコミュニケーションを取ることができるので、生で聞いたり話したりすることでより密に楽しむことができた気がする。離れていても密になれた。
SNSは投稿してもリアクションがないと反応がわからないので、素通りされがちだが、SNS以外でもコミュニケーションをとることは大事だなと感じた。