SNS依存の20代男性が「ソーシャルデトックス」を1週間してわかったこと
4日目:「つぶやきたいことリスト」を作ってしまった
本日も在宅勤務。ウェブでの社外打ち合わせが何件か入っていたので、昨日よりも時間がすぎるのが早い。昼休みは外が寒いし、なにやら雨がちらほら降っていたので、人生で初めてUber Eatsを使った。家にいることに徹した日だった。
仕事を終えたあとは夕飯を食べて、『ダイバージェントFINAL』を見た。前日に観た映画の3作目だ。ダイバージェントシリーズを見ることができたのは、ソーシャルデトックスをしたからだと思う。明日はまた違う映画を見よう。金曜日だし、映画館に行くのもいいな。
またこの日からあるメモをつけはじめた。その名を「つぶやきたいことリスト」だ。
4日目の夕方から7日目まで書き続けたらまあまあの量になった。初日から書いてたらとんでもない量になっていたと思う。
これは禁断症状とも捉えられる行動かもしれないけど、メモ帳に書く癖がついたのも収穫だと思っている。普段はメモ帳に書くことなんて会員制サイトのIDとパスワードや買い物するときに必要なものぐらいで、SNSやブログサービス、Podcastのネタになるようなことはメモに残さなかった。このつぶやきたいことリストは小噺になるようなことが書いてあるので、継続していけば困ったときに使えると思う。
SNSでは普段、フォローしている人たちの投稿を見ることが多いので、僕は「タイムラインを見たい」という欲のほうが強いのかなと思っていた。しかし僕の場合はメモ帳に擬似ツイートをするぐらいに“発信する欲”が強かった。ソーシャルデトックスの前半では余裕なふりをしていたけれども、しっかりと影響が出ていた。
素直にSNSがなくては生きていけない人間であることを認めよう。
5日目:いつのまにか1日1本映画を見る生活に
特になにもないし在宅勤務をしようかなと思ったところ、上司に「今日は出社指示出したじゃねえか」と言われた。仕方なく午後から会社に行き、仕事をすることになった。こうなったら仕事終わりに映画館で新作映画を見に行ってやろうと決意した。
見に行った映画は『ワンダーウーマン1984』だ。面白かったのでアメコミ好きはぜひ。そして空き時間はWOWOWオンデマンドで『フォードvsフェラーリ』を見ていた。
SNSをやってないと映画を見る本数がかなり増える。普段は1週間に1本ペースだったのだが、1日1本ペースになってる。どうも僕個人としては、SNSをやってないことでかなり暇を持て余すことがわかったので、映画を見ることで過ごすようになったんだと思う。つまり映画を毎日見ることができるぐらいSNSに浸かっていたということになのだ。考えるだけで恐ろしい。
これを読んでいるみなさんの中で、映画をたくさん観たい人はソーシャルデトックスしたほうがいいと思うよ。映画を観る時間を作りやすくなる。