バズるSNS投稿は「1行目」が勝負!すぐマネできる3つのポイント
読ませる1行目の「つかみ」とは?
最初の1行は、本や新聞でいう「見出し」だ。1行目が長いのは要するに、見出しなしでいきなり本文に入っているようなものなのだ。なお、言っておくが、最初の1行は「絶対に長くしてはいけない」ということではない。
これから述べるのは、文章を書き慣れていない人でも簡単に、1行目で「つかみ」を作れるテクニックである。スマホで見て1行で収まらない文章でも、「読ませる文章」ならば、読む人は自然と引き込まれる。
さて、以上を踏まえれば、心がけるべきことも見えてくるだろう。
たとえば、投稿の導入文を短い感想で始めてみる。あるいは同じテーマで続けて投稿するなら、「~~~について①」などと連番を振るのもいいだろう。まさに「見出し」をつける感覚だ。
投稿の最初の1行は短く、内容が端的であるほど理想的である。これを第一条件とし、どうしたら読者に「おっ?」と思わせられるかを考えてみるといい。
読後感や感嘆句から書き出すという手もある
シェアする記事の読後感や、感嘆句から書き出すという手もある。
スマホで読まれる前提での1行だから、字数にすると最大25字といったところだろうか。あとから詳しく書くのだから、最初の1行に「説明」は不要である。
<POINT>
・最初の一文は「見出し」のようなもの。論旨を短く端的に述べる。
・長々と説明するほど、読む意欲をそいでしまう。
・記事の読後感や、感嘆句から書き出すという手もある。
<TEXT/「HONZ」代表 成毛眞>
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