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岡田龍太郎、失敗ばかりの「早大法学部生」が“仮面ライダー”になるまで

暮らし

ゲーム実況者ではなくYouTuber

ライダー

――Wikipediaの肩書にも「俳優」だけでなく「ゲーム実況者」と出ています。

岡田:あれね! どうせならYouTuberにしてほしいです。確かにゲーム実況もしていますが、YouTuber歴は結構長いので、1つのスキルとして、やっています。撮影や編集なんかも全部自分でしていますし、能力として備えておきたいなと。

――すべて自分で作っているんですね。

岡田:最初はアップルに電話しまくって、イチイチ聞いてましたよ(笑)。ゲーム実況でも歌を歌うのでも、自分でやるのが好きなんです。仮面ライダーに出演以降は、「仮面ライダーきっかけに見た」という人が増えましたが、そこは自分で越えていかなきゃなと思っています。

大学卒業も仮面ライダーになりたかった

――芸能活動のきっかけは、2016年の第29回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストですね。その時、大学生だと思いますが、ジュノンボーイとしては遅いですよね?

岡田:22歳のときに受けたんですけど、応募条件が22歳までだったんです。だからギリギリ、滑り込み(笑)。

――早稲田大学の法学部を卒業されていますが、芸能界には昔から興味があったんですか?

岡田:もともと東大に入りたくて、3年浪人したんです。というか、そもそも僕、高校中退なんです。認定試験を受けて、そこから東大を目指したんですけど、結局、同志社の商学部に入りました。でもやっぱり違うなと思って、早稲田に。

 そこで法律には興味が湧いたので、司法試験の勉強もしていたんですが、ふと、「なんだかずっと勉強してるな」と感じてしまって……仮面ライダーには昔からずっとなりたかったので、そこから芸能界に興味が向かいました。

――芸能界は仮面ライダーありきだったんですね! では、もう目標を達成してしまった?

岡田:いや、それが、目標はあくまでも仮面ライダーでの主演だったんです。だから、バルカン役には正直、始めるまでに葛藤があったんですが、好きな役になってよかったです。

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