忙しすぎてプレゼントを間違える

　クリスマスは24日はA子さん、25日はB子さんとうまく予定を組むことに成功したのですが……。

「年末で仕事の忙しさがピークということもあったのか、間違えてA子に（B子にあげるはずの）香水を渡してしまいました……。『はい、ほしがってた香水』と渡したら、A子の顔が一瞬で曇った顔になりました。でも俺は勘違いしたままだったので、なぜ彼女が喜ばないのか不思議に思っていました」

　致命的なミスにもかかわらず、全く気がついていない佐々木さんは、「これ、お前が欲しがってたやつじゃん」と、つい言ってしまい……。

「『私がリクエストしたのネックレスだよ？ 先週伊勢丹に見に行ったよね』と言われたところで、ようやく自分のミスを自覚し、目の前が真っ暗になりました。『誰と間違えてるの？』と問い詰められてましたが、謝ることも、言い訳もできず……。しばらく無言でいたら、俺へのプレセントを投げつけるようにして帰ってしまいました」

次の日のデートにかけるが…

　結局、何もうまい策は浮かばず、「浮気相手のプレゼントと間違えた」と包み隠さず伝えた上で謝罪をしたそうですが、A子さんからの返答は「別れよう」の一択。

「何度も謝罪して、あくまで浮気だからと伝えましたが、時すでに遅しでしたね。取り付くしまもなかったです」

　24日にそんなことがあったというのに、佐々木さんは25日のB子さんとのデートに何事もなかったかのように向かったそうです。

「フラれたまま1人で家にいるのも嫌だから気分転換もかねてでした。だけど、またプレゼントを買い直す気にもなれなくて、（A子に渡す予定だった）ネックレスをそのまま渡したんです。適当にごまかせば大丈夫かなと思ったんですけど……」

「サプライズプレゼントだ」と告げた瞬間、B子さんはとても喜んだんだとか。が、中身を開けた瞬間、パッと無言になってしまいます。