「タピオカ×選挙に行こう」仕掛け人が語る“女子力への違和感”と新たな挑戦
「愛とパンク」を胸に刹那的に生きる
最後に今後の展望については「ちょうどこれからの仕事のあり方を考えている」とし、新しい挑戦に向けて抱負を語った。
「会社の意向でarcaの吸収合併が決まり、今後の方向性やビジネスモデルを見直しているところです。現時点では詳しく話せませんが、年末年始には新たな船出を発表できると思います。ただ、根底にあるのは社会をより良い方向に一歩でも前進させること。
常に今やるべきことを考え、社会課題に向き合い、全力で仕事に取り組む姿勢は変わりません。終わりの始まりというか、“刹那的に生きる”ことで、今この瞬間を楽しめる。『愛とパンク』の精神で今までにない前例を創っていきたい」
社会派クリエイティブを掲げ、独自の世界観と思想を持って、社会課題へアプローチを試みる辻氏。今後のさらなる活躍に目が離せない。
<取材・文・撮影/古田島大介>