職場での「コロナ予防」レスキューナースが教える、呼吸から通勤術まで
POINT3:会議のコロナ対策
辻:会議室のような密室では、相手と正面にならないよう「千鳥席」で座るのが理想。これは、相手と正面にならないよう、ジグザグに座る感染対策です。ズレて座ることで飛沫リスクを減らすことができます。
客先への訪問の場合、相手のコロナ対策が不十分な場合もあるでしょう。こういう時は、自ら対策意識を示すことが大切です。打ち合わせの前に「失礼します。皆さんのために消毒してもいいですか」と一言かけてアルコール消毒をする、部下が消毒していたら「ちゃんと対策してるね」と褒める。積極的に行動することで、感染対策の意識づけになりますし、お客様を大事にしているというアピールになります。
POINT4:帰宅時のコロナ対策
辻:帰宅したらそのままリビングへ向かうのはNG。家の中へウイルスを持ち込まないために、「レッドゾーン」「グリーンゾーン」を意識しましょう。
玄関はウイルスがいるかもしれない「イエローゾーン」。家に帰ったらすぐにスーツを脱ぎ、ブラシをかけるか、アルコール消毒を。その後、玄関に半日程度干しておきます。スーツは毎日洗濯することができないため、2着以上を着回すのがベストです。
1日中着た衣類は、汚染されていると考えて専用のランドリーボックスへ。洗面所でそのまま部屋着に着替えましょう。「グリーンゾーン」であるリビングには、外出用の衣類を持ち込まないよう気をつけます。