LINE誤爆で、別の女性をデートに誘っちゃった!ミスの意外な結末
本当の気持ちを伝えるべきか、否か
樋口さんはKさんと波長や空気感が合うことを最初のデートから感じていて、一緒にいると心地良さを抱いていました。LINEでのやり取りもお互い自然で無理がなく、樋口さんはそんなKさんのことをどんどん好きになっていったのです。
「もうDさんのことはすっかり頭から離れていて、Kちゃんと付き合いたいという気持ちが大きくなっていました。でも僕がなかなか告白しなかったせいでKちゃんがしびれを切らしたのか、Kちゃんのほうから告白をしてくれたんです」
告白が飛び上がるほど嬉しかった樋口さん。しかし、始めにデートに誘う相手を間違えたことが、ずっと引っかかっていて、それを隠したまま付き合えないと思い、嫌われる覚悟で打ち明けることにしたのです。
最初からわかっていた?まさかの回答
KさんにLINEで打ち明けると、樋口さんが思ってもいなかった返事が来たのです。なんと、Kさんは始めから樋口さんがDさんに気があったことや、間違えてデートに誘ったことに気づいており、その上でデートOKの返事をしたというのです。
「果たして真意がどうなのかはわかりませんが、怒られると思っていたので、まさかこんな返事が来るとは思わす。恥ずかしいことに、飲み会でずっとDさんに話しかけていたのを見られていて、気持ちに気づいていた、と。でも、会う前から僕を良いと思ってくれていたみたいで、間違いLINEが来たときにチャンスだと思ったらしいんです」
その後、樋口さんは今まで間違えを黙っていたことを謝り、今はKさんのことが好きで付き合いたいという気持ちをしっかりと伝えました。そして2人はもちろん付き合うこととなり、今でもとても仲良くしているそうです。
「あの間違いがなければKちゃんと付き合うことはなかったでしょうから、あのときの僕にはグッジョブと言いたいです。でも、あれ以降、絶対にLINEの相手を間違えないよう、何度も確認する癖はついてしまいました」
<TEXT/つる>