「ドッキリでした」炎上動画を投稿する友人から届いた“ウザすぎなLINE”
悪いのはこちら?悪意ある編集に激怒
それからしばらくして、またGさんからのLINEを受け取った豊川さん。そこには自分とのやり取りが使われた動画のURLが記載されていました。若干の不安を感じながらも見てみると、そのれはひどいもので、あたかも豊川さんが悪いという編集をされていたのです。
「昔からケチだったとか、1万円も出せないなんて貧乏なのかもみたいな字幕が付けられて、さらに言ってもいないのに『お金貸してって言う人嫌いと言われた』とまで書かれていたんです。さすがに我慢できなくてLINEで抗議しましたが、反省はしてくれませんでした」
このやり取りがあってから少しして気になった豊川さんは、改めてGさんの動画を見てみました。すると新たにこのやり取りまでネタにされ、動画になってアップロードされていたのです。Gさんには何を言っても無駄だと思った豊川さんは、これ以上かかわらないようにしようと決めました。
動画が炎上して…まさかの因果応報
その後、Gくんからの連絡はなく平穏に過ごしていた豊川さんでしたが、前の会社の同僚で今でも交流のある男性の友人Fさんから思わぬLINEをもらうことになります。それはGさんについてでした。
「なんでも僕との2回目のやり取りを取り上げた動画が軽く炎上したみたいで、Gくんの本名とか大学名とか、職場……僕の元職場ですね。それが特定されて社内でも話題になったそうなんです。もちろん上司の耳にも入って、厳重注意と減給処分までされてしまったと。因果応報とはこのことかと思いましたよ」
結局、Gさんの投稿していた動画はすべて消され、それ以降Gさんから連絡が来ることも豊川さんから連絡をすることもなくなりました。Fさんや元同僚たちの話を聞く限りでは、動画の件で会社中から白い目で見られるようになったGさんは、肩身が狭そうに仕事をしているとのことでした。
「動画投稿とか流行っていますが、どうせなら人を陥れたり騙したりするようなものではなく、楽しい内容に巻き込んでほしかったですよね。多分Gくんも相当反省しているでしょうから、同じことを繰り返さないようにしてくれればいいかなという気持ちです」
<TEXT/つる>